彼の著書、『自分は自分、バカはバカ』で言及されていることですが、
高価なものよりも身近なもので満足できることが、
幸福につながると述べています。
例えば、高級レストランに行ったとこっろで、
「演出が物珍しかっただけで、味としては飛びぬけているかといえば、別にそうでもない」
とのことで、
結局は値段に見合った食事を提供されているかといえば、
そうでもなかったりするみたいです。
(個人の感想です)
時には特別な日も大事、息抜きも必要かもしれませんが、
自分の食べているものがその値段に見合ったものであるかどうか、
しっかり判断する事も必要です。
1万円の食事を1回食べるよりも、
千円の食事で満足できるのであればそれを10回分食べることができます。
特別なものを1日食べるよりも、好きなものをたくさん食べるのと比べて、
満足度はどっちのほうが上でしょうか?
一回考えてみるのもいいかと思います。
また彼は、中央大学在学中に、2ちゃんねるを立ち上げましたが、
その時ですら月5万円以下の生活を送っていたと過去に話しています。
そして現在、自身の生活レベルについて、
「20歳から生活レベルを上げていない」と語っていました。
つまり、ここまで有名になり、いくつも企業を経営して大金を手にした彼も、
生活レベル自体は20歳から上げていないということです。
普通、少しお金持ちになったり会社の経営が軌道に乗った時は、
徐々に生活レベルが上がっていくものかと思うのですが、
彼はできるだけ20代のころの生活をキープしています。
一度生活レベルを上げてしまうと、
何かあった時に生活レベルを下げるのが難しくなってしまうため、
生活レベルを上げずにその状態で幸福感を得ることが大事とおっしゃっていました。
どうしても生活レベルを上げて、
いいものを食べていいものを身に着けて、とやってしまうと、
どんどんランクが加速していってしまう、
また一度上げてしまったものは下げるのがなかなか難しいです。
高いお肉を買って食べていたところ、安いお肉に変えて満足できますか?ということ。
それなら生活レベルを維持しながら安いお肉でもおいしく食べれるようにするのが一番と、
極端に言えば美味しいものの味を覚えてしまってはダメという事ですね。
それを意識できれば、収入が上がる=支出も増える、ではなく、
上がった分だけ貯蓄や投資に回せるという事です。
これから4月、昇給の時期と重なります。
今は物価高で多くの企業が賃上げを行っているかと思いますが
(あなたの会社が賃上げを行ってなかったらすみません、もしくは転職しましょう)
賃上げしたからって生活レベルを上げるのではなく、
生活レベルを上げずに幸福感を上げるように何かできないかどうか、
考えていきましょう。
本ブログでも生活レベルを上げずに幸福感を得られる方法を、
今後もいろいろと実践していってよさそうなものがあれば紹介していきたいと思いますので、
みなさんもよい方法があれば教えて下さい!