耐えることの重要性: 投資と下落市場

現在、トランプ関税の影響で日経平均株価およびアメリカのS&P500指数も急降下傾向にあります。

その影響で資産を積み立てている皆さんも急激に資産が減って落ち込む人もいるかと思います。

www.nikkei.com

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現状のトランプ関税が決定した状態でこれなので、

しばらくは日経平均および世界的に株安の状況がしばらく続くと予想されます。

しかしいずれ元に戻る。

なので今はじっと耐えて投資をし続けましょう。

参考までに過去の事例を。

1987年のブラックマンデーは1年強、

2000年のドットコムバブルは4年半、

2008年のリーマンショックは4年、

2020年のコロナショックは1年以内、

となっています。

なので市場はどんだけ下がっても4年くらいで元の水準に戻るという事を示しています。

そのため(もちろんあくまで断定はできませんが)しばらく待てば、

過去の事例から、必ず相場は戻ってきます。

なのですぐに使うことのない長期投資という事でしたら、じっと耐えましょう。

 

ドルコスト平均法では、下落相場に多く増えるため、

そしてその下落幅が大きければ大きいほど上昇した時に利益も大きくなるため、

長期投資の場合はじっと耐えて同じものを継続的に購入していきましょう。

この相場で長期投資でやってはいけないこと。

・慌てて狼狽売りする

・比較的調子のよい投資信託に乗り換える

です。

長期投資の天敵は狼狽売り。

これは絶対にやっちゃダメです。

売るタイミングは必ず「必要金額に到達した時」「まとまった資金が必要になった場合」だけにして、市場の動向に関連して売ることは絶対にやめましょう。

市場が下向きな時も決めたルールに従ってコツコツと購入し続けましょう。

あともう1つ、調子のよい銘柄に購入を切り替えるという事です。

先ほど書いたように、ドルコスト平均法が最大限のパフォーマンスを発揮するのは、

下落した後上昇した時です。

下落した時に全然買わないと上昇した時に最大限に恩恵を受けることはできません。

つまり、下落幅が少ないもの、マシかなって思うものは、利益の幅が少ない銘柄の可能性があります。

そんな利益幅の少ないほう少ないほうと乗り換えていたら、

なかなか上昇しないどころか、いい時に買ってそのあと下がってしまう、

負の連鎖を生んでしまうかもしれません。

なので、長期投資で購入を決めた銘柄は相場に関わらずあまりコロコロと変えずに、

そのまま買い続けるのをおすすめします。