今年はじめ、トランプ大統領が大統領に就任して以来、
アメリカの株価が乱高下していて、
特にS&P500などは日に日に下がっています。
私も前月比で20万円近く下がっており、
どんどん下がっていると売ってしまいたくなる気持ちも出てくるかと思います…
しかし、この値幅は1つ、為替が影響している点も考えましょう。
ここ最近、ドルの価格が下がっています。
数日前まで160円を超えていたのが、現在では149円まで下がっています。
e Maxis slim S&P500などは、「アメリカの株」を運用するため、
資産を一度ドルに変えて運用するような形になります。
なので、何もしなくてもそのドルの価格が下がれば、値段も下がってしまうのですね。
160円から149円に下がると、何もしなくても7%くらいのマイナスになります。
逆を言えば昨年や一昨年のインデックスファンドの好調ぶりは、
円安ドル高の影響をモロに受けているので、
実際の数値はそこまで大きくないっていう事。
なので、一度為替の増減を考えずに資産を確認してみましょう!
2022年ごろからドル高が加速したので、
この頃のドル価格は115円、そこから160円に上がったとすると、
約39%上がった事になります。
その頃から資産を持っていた人は、この40%近く分、なかったものとして、
どのくらい上がっているかどうか見てみるのもよいですね。
外貨で資産を持つってことはそのような為替のリスクも抱えるという事です。
アメリカのドルやヨーロッパのユーロなどは安定している資産ですが、
他の安定していない国の外貨資産を持つことはそれだけリスクが発生します。
なんせ円の価格が下がっているとはいえ、他の通貨と比べても、
まだまだ円の安定性は世界通貨と比べても高いほうです。
しっかりと為替のリスクも考えて、メインで使う貨幣を中心に、
それ以外にも様々な国の貨幣を持つことは重要なことだと思います!